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#2 「象のマークのアンティークPEUGEOT コーヒーミルのお話」


「PEUGEOT(プジョー)」と聞くと

「フランス車」のイメージが強いのですが

その自動車より50年も前に誕生したコーヒーミル。



アンティーク プジョー メタルとベークライトのコーヒーミル


もともとプジョー家の先祖は製粉業を営んでいましたが

その時の水車小屋を改造し、工業化に取り組んでいきます。

1810年、製鋼所としてプジョー家の工業の時代が始まっていきます。



アンティーク プジョー 木とメタルのコーヒーミル


圧延鋼を材料とするさまざまな工業製品が造られ、

斧やのこぎりなどの大工道具、アイススケート靴のブレードなど

現在でも当たり前に目にする製品を手掛けていきます。

そして、1840年にコーヒーミルが誕生。



アンティーク プジョーコーヒーミル


当初のマークはおなじみのライオンではなく

象のマークが使われていましたが

1850年に強靭な刃(歯)を連想させる

ライオンの刻印を一般化し

1858年には商標登録が行われます。





さて、こちらのコーヒーミルは象のマークです。




アンティーク プジョーコーヒーミル PEUGEOT & CIE


コレクター垂涎のPEUGEOT初期のコーヒーミルです

と言いたいのですが

こちらはプジョー家から分家した「PEUGEOT&CIE」社製もので

本家とは一線を画すために、象のマークが起用されました。




アンティーク プジョーコーヒーミル PEUGEOT & CIE


ただこちらも1910年から1938年の間だけしか

製造されておらず、希少なモデルになります。






PEUGEOTのプライドをしっかり受け継ぐかのように、

100年以上経っていても

刃やアイアンレバーの状態は大変よく、

お手入れは必要ですが、コーヒーミルとして実用も可能です。






木製の本体もしっかりしていて全体の作りが素晴らしい。

特に挽いた豆の受け皿になる引き出し部分の側面に

たわみのある金属板が貼られていて

それが本体と引き出しをぴったりと

密着するような設計には驚きです。





今もなおトップブランドの地位を守り続けている

「PEUGEOT」の安定した信頼を表す

ライオンマークと並んで

象のマークのコーヒーミルも

アンティークコレクションのひとつとしてぜひともおすすめしたい逸品です。



アンティーク プジョーコーヒーミル PEUGEOT & CIE
 
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