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#5 「キュートな英国紳士 フレッド君のお話」


イギリスの老舗食品メーカー

ホームプライド社のキャラクターとして

1964年に登場したミスター・フレッドことフレッド君。



イギリスヴィンテージ フレッド君S&Pセット 


当時、小麦粉のパックについていた

トークン(ポイント券)を集めて





プラス現金ポンドを支払って

初めて手にすることのできる

ノベルティーグッズとして

フレッド君はイギリスで大人気になりました。





スパイス入れやバック、ブリキ製のトレーやフラワー缶などなど

たくさんのフレッド君グッズが作られ

現在でもホームプライド社の

宣伝部長としてイギリスでは知らない人はいないほどの

有名人です。





さて、日本では可愛い男の子のように

フレッド君と呼ばれていますが

イギリスではミスター・フレッドと

いかにも英国紳士らしい呼称なのです。





まんまるの黒い目に

三日月のようなお口のあどけないお顔に

似合わないそのファッションは

黒い帽子に黒いスーツといった

英国紳士をイメージしたものだと思われます。





でも調べていくうちにフレッド君が登場した1960年代

その当時若者に流行したファッションや音楽などの

ライフスタイル「モッズ」が

影響されていたようにも思えました。

その中の「モッズスーツ」は3つボタンの体にフィットした

細身の黒のスーツはまさに当時流行したファッションでした。





スタンリー・キューブリック監督の「時計じかけのオレンジ」の

アレックスを思い出すような

黒い山高帽も正統派といえば正統派ですが、

何となくおしゃれです。

一度みたらすぐに似顔絵が描けてしまえそうな

シンプルな容姿。

なのに強烈に惹きつけられる魅力をもった

不思議なキャラクター。





そんなフレッド君が50年近くもの間

愛されつづける理由は

意外とそのほっこりするようなお顔と

クールでおしゃれなファッションの

”渋かわいさ”にあるかもしれません。
 
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