#13 「アンティーク クマの南京錠、そのクマの正体とは？」
今回はクマの南京錠のお話。
ハードでクールなイメージの鉄の素材を、
可愛らしいクマの顔に形どったクマ鍵。
甘辛なコントラストがなんとも言えず好きで、
Clotteでも定番のようにクマの南京錠を取り扱っています。
フランス のアンティーク南京錠（くまのパドロック）
主にクマの南京錠は
フランスやイギリスなどヨーロッパから
届くことが多いのですが、
初めて出会ってからずっと
「どうして、こんなにたくさんクマの形の南京錠が
出回っているのだろう。」と
ずっと気になっていました。
フランスのアンティーク南京錠（くまのパドロック刻印あり）
しかし、蚤の市のイベントに出店した時に
クマの南京錠をお買い上げいただいたお客さまより
とても興味深い内容のメールが届きました。
そこに書いてくださっていたのが
「熊のジャン」のお話。
「熊のジャン」とは、
フランスをはじめヨーロッパ各地に広がった
伝説の主人公で、
熊と人間のお母さんの間に生まれた
毛むくじゃらの男の子のことを言います。
4ヶ月で歩き、1歳でしゃべれるようになり、
5歳で大きな石を動かせるくらいの
怪力の持ち主になった「ジャン」。
普通に学校に通っていたのですが、
容姿のせいで、からかわれることが
度々ありました。
そしてその度に暴力をふるうようになり、
とうとう学校を辞めさせられてしまい、
その後、「ジャン」は鍛冶屋で働くようになります。
「鍛冶屋」とは鉄を使った製品を扱い、
製造や修理をするところです。
以上のことから、クマの形はそこから来たのでは？
とそのお客さまが教えてくださいました。
その話が由来なのかは不明ですが、
長年いろいろと調べてきた中で、
この「熊のジャン」のお話は本当に腑に落ちました。
熊のジャンの伝説はまだまだ続きます。
鍛冶屋を辞めた後、二人の仲間と共に幽霊屋敷に住み、
そこで出現した「小さな巨人」に二人の仲間が殴打されます。
しかし、熊のジャンは鍛冶屋の時に報酬代わりにもらった
鉄杖で小さな巨人がさらに巨大化する前に打ちのめし、
怖くなった小さな巨人は井戸の中に逃げます。
そしてジャンと仲間二人とで井戸の中まで追いかけますが、
仲間二人は怖気づき、
井戸の底までたどり着いたのはジャンだけでした。
そこでジャンは老婆に出会い、
小さな巨人はスペインの美しい三人の王女をさらった犯人
だということを知ります。
それぞれの王女が囚われている城は、
虎や豹、獅子と恐ろしい野獣たちが守っています。
しかしその野獣たちをジャンは次々と倒していき、
王女たちを救っていくのでした。
その時にジャンは
鋼鉄、銀、金と3つの球体を受け取ります。
そして地上へと脱出を試みますが、
さっき怖気づいた仲間二人によって
命綱を放されています。
そこで、ジャンは老婆に「知恵」と「膏薬」を授かり、
大鷲に乗って地上に向かうのですが、
その間「大鷲には必ず餌を与える」と注意されます。
最後は餌の肉がなくなり、
ジャンは自分の体の一部を与えるようにしますが、
老婆にもらった膏薬を塗ると、傷は元通りになり、
ようやく無事に地上へ戻ることができました。
そして、助けた王女たちがいるスペインマドリードへ
向かいますが、先に裏切った仲間二人が自分たちが
助けたと嘘をつき、王女たちに結婚をせまっています。
しかし、助けた時に受け取った3つの球体を見せると、
真の救済者はジャンであることがわかり、
仲間二人は処刑にあい、
ジャンは美しい王女と結婚をします。
お話は長くなりましたが、
持ち前の力と勇気で見事美しい王女と結婚したジャン。
フランスのアンティーク南京錠（くま鍵WINNER）
もしクマの南京錠がジャンに由来しているのであれば、
家の門扉や金庫など大切なものを守る南京錠に
ぴったりの形なのかもしれませんね。
今回はクマの南京錠のお話。
ハードでクールなイメージの鉄の素材を、
可愛らしいクマの顔に形どったクマ鍵。
甘辛なコントラストがなんとも言えず好きで、
Clotteでも定番のようにクマの南京錠を取り扱っています。
フランス のアンティーク南京錠（くまのパドロック）
主にクマの南京錠は
フランスやイギリスなどヨーロッパから
届くことが多いのですが、
初めて出会ってからずっと
「どうして、こんなにたくさんクマの形の南京錠が
出回っているのだろう。」と
ずっと気になっていました。
フランスのアンティーク南京錠（くまのパドロック刻印あり）
しかし、蚤の市のイベントに出店した時に
クマの南京錠をお買い上げいただいたお客さまより
とても興味深い内容のメールが届きました。
そこに書いてくださっていたのが
「熊のジャン」のお話。
「熊のジャン」とは、
フランスをはじめヨーロッパ各地に広がった
伝説の主人公で、
熊と人間のお母さんの間に生まれた
毛むくじゃらの男の子のことを言います。
4ヶ月で歩き、1歳でしゃべれるようになり、
5歳で大きな石を動かせるくらいの
怪力の持ち主になった「ジャン」。
普通に学校に通っていたのですが、
容姿のせいで、からかわれることが
度々ありました。
そしてその度に暴力をふるうようになり、
とうとう学校を辞めさせられてしまい、
その後、「ジャン」は鍛冶屋で働くようになります。
「鍛冶屋」とは鉄を使った製品を扱い、
製造や修理をするところです。
以上のことから、クマの形はそこから来たのでは？
とそのお客さまが教えてくださいました。
その話が由来なのかは不明ですが、
長年いろいろと調べてきた中で、
この「熊のジャン」のお話は本当に腑に落ちました。
熊のジャンの伝説はまだまだ続きます。
鍛冶屋を辞めた後、二人の仲間と共に幽霊屋敷に住み、
そこで出現した「小さな巨人」に二人の仲間が殴打されます。
しかし、熊のジャンは鍛冶屋の時に報酬代わりにもらった
鉄杖で小さな巨人がさらに巨大化する前に打ちのめし、
怖くなった小さな巨人は井戸の中に逃げます。
そしてジャンと仲間二人とで井戸の中まで追いかけますが、
仲間二人は怖気づき、
井戸の底までたどり着いたのはジャンだけでした。
そこでジャンは老婆に出会い、
小さな巨人はスペインの美しい三人の王女をさらった犯人
だということを知ります。
それぞれの王女が囚われている城は、
虎や豹、獅子と恐ろしい野獣たちが守っています。
しかしその野獣たちをジャンは次々と倒していき、
王女たちを救っていくのでした。
その時にジャンは
鋼鉄、銀、金と3つの球体を受け取ります。
そして地上へと脱出を試みますが、
さっき怖気づいた仲間二人によって
命綱を放されています。
そこで、ジャンは老婆に「知恵」と「膏薬」を授かり、
大鷲に乗って地上に向かうのですが、
その間「大鷲には必ず餌を与える」と注意されます。
最後は餌の肉がなくなり、
ジャンは自分の体の一部を与えるようにしますが、
老婆にもらった膏薬を塗ると、傷は元通りになり、
ようやく無事に地上へ戻ることができました。
そして、助けた王女たちがいるスペインマドリードへ
向かいますが、先に裏切った仲間二人が自分たちが
助けたと嘘をつき、王女たちに結婚をせまっています。
しかし、助けた時に受け取った3つの球体を見せると、
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仲間二人は処刑にあい、
ジャンは美しい王女と結婚をします。
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フランスのアンティーク南京錠（くま鍵WINNER）
もしクマの南京錠がジャンに由来しているのであれば、
家の門扉や金庫など大切なものを守る南京錠に
ぴったりの形なのかもしれませんね。
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注）当店には、レターパックや定形外郵便にて発送できる商品もございます。
ご希望の方はそちらの金額に変更いたしますので、必ず決済の前にお知らせくださいませ。
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