こんな時こそちくちくと無心になれる刺繍を始めてみようかなって思いませんか?
そんな刺繍の歴史は長く、古代エジプトの時代から行われていたと言われています。
ローマでは、教会や貴族など身分の高さを示す象徴として、
刺繍の装飾が大きく発展しました。
しかしそのような絢爛豪華な刺繍は衰退し、刺繍の文化は庶民に広がりはじめ、
ヨーロッパでは女性のたしなみとして親しまれていました。
19世紀には特に盛んに作られていて、貧富の差を問わず、
家で使うリネン類や寝間着、まくらカバーやシーツなどに刺繍を施すのが習慣とされていました。
そこで、刺繍の文化が深く根付いたヨーロッパ、特にフランスの
刺繍に関するアンティークアイテムをご紹介したいと思います。
まずはお嫁入り道具として、お母さんが用意したイニシャルを刺繍したリネンクロスです。
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